COE公開講座「移行の危機を乗り越える」
第4回
生と死(最終回)
人が生まれ、学び成長し、職を得て、伴侶と出会い、子をなし、育て、老いて死を迎える。これまで人間発達とは、子ども期、青年期、成人期などのライフステージを人間が段階的に移行し成長するという、いわば連鎖的なライフサイクルから考えられてきました。しかし、現代の日本社会はこの連鎖を見失いつつあります。親になりきれぬ親が子を虐待し、学業を終えて職に就かない若者は増加する一方です。これらの
現代的社会問題(乳幼児虐待、学力低下、少年犯罪、フリーター問題、中高年離婚、介護問題など)とは、私たちがライフステージのスムーズな移行につまずいてしまったことの現れなのではないでしょうか。
お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「誕生から死までの人間発達科学」は、人間の発達における移行の危機を乗り越え、人・家族・地域・学校・社会のつながりが再生されることを目指して、公開講座を開催します。
第4回 生と死 (最終回)
第1日目
2006年6月10日(土) 13:00〜16:00
お茶の水女子大学共通講義棟2号館101室
1.出産と遺伝カウンセリング
講師 千代豪昭(お茶の水女子大学 教授)
2.子どもの発達に影響する遺伝と環境
講師 菅原ますみ(お茶の水女子大学 助教授)
第2日目 2006年7月1日(土) 13:00〜16:00
お茶の水女子大学共通講義棟2号館101室
3.子どもの命と安全を守るには
講師 袖井孝子(お茶の水女子大学 名誉教授)
4.発達する死者たち
講師 波平恵美子(お茶の水女子大学 名誉教授)
●交通アクセス http://www.ocha.ac.jp/access/index.html
●受講料・テキスト 無料
●事前のお申込みは、FAX または E-mailにて、「COE 公開講座 受講希望」と明記のうえ、
@氏名 A年齢 B連絡先 をそえて、COE「公開講座」実行委員会宛にお送り下さ い。
FAX:03-5978-5830 E-mail: lec-coe@cc.ocha.ac.jp
当日参加もできます。
*個人情報保護法により、申込者の情報は本講座の連絡以外には利用致しません。
※開催回数 全4回 (1回につき4講義)
|