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COE プロジェクトU国際セミナー

「先進国において周縁化された人々への支援」
 Supporting marginalized groups among developed nations of the world

今回のセミナーでは、先進国における発達や支援の背景にある社会的文脈に着目し、個人の変容と社会との関連や、社会的文脈を重視するコミュニティ・アプローチに造詣の深いお2人の研究者からお話を伺います。参加者との意見交流を含めて、社会的文脈とそこに働きかける意味について考えたいと思います。使用言語は英語ですが、和訳資料・抄訳がつきます。

●日時:2006年2月8日(水)16:00〜18:00

●場所:お茶の水女子大学 生活科学部本館1階127室(予定)
            (丸の内線茗荷谷駅より徒歩7分、有楽町線護国寺駅より徒歩8分)

●問い合わせ先:学校臨床研究会 yumetani0514@yahoo.co.jp
  申し込み先  伊藤研究室 03(5978)5266  ※当日参加歓迎

●資料代 500円

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小講演T・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Malgorzata Szarzynska氏 (Opole大学心理学部講師 ポーランド心理学会Opole地区会長)
「ポーランドと他諸国におけるジェンダー役割の変化とメンタルヘルス」
Changing gender roles and implications for mental health in Poland and other nations

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小講演U・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Paul Toro氏 (Wayne State大学心理学部教授 アメリカ心理学会コミュニティ部会前会長)
「アメリカ、ポーランド、その他先進国における若年ホームレスの予防」
Prevention of homelessness in the US, Poland, and other developed nations
 


Szarzynska氏は長年、フロイト派の精神分析家として病院臨床に携わられた後、ジェンダー研究で博士論文研究をされ、現在はコミュニティ心理学領域でも積極的な活動をされています。ポーランド女性がおかれた社会的地位とその変化を背景に、摂食障害などのメンタルヘルス問題がどう変遷してきたかについてお話いただきます。

 Toro氏は、学校現場から地域社会へと研究領域を拡大しながら、コミュニティ・アプローチによる青少年への予防的介入を研究されてきました。米国では例えば被虐待児が施設出所後にホームレスになるなど、10代後半〜20代前半の若年ホームレスが問題になっています。今回は、ご自身の現在の主な研究課題である、それらの予防についてお話いただきます。

●司会:伊藤亜矢子(お茶の水女子大学生活科学部助教授)

*なお当日は、生活科学部の一部移転作業期間のため、教室の変更が生じる場合がございます。当日の掲示をお確かめ頂ければ幸いです。

 

●共催  お茶の水女子大学学校臨床研究会
  ●ポスター

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