拠点形成の目的・必要性

【本拠点の目的】

本拠点形成の目的は、「乳幼児虐待」、「育児不安」、「コミュニケーション退化」、「学級崩壊」、「学力低下」、「フリーターの増加」、「中高年期離婚/自殺の増加」、「空の巣症候群」、「安楽死・尊厳死」、「発達や生活における社会的格差の拡大」等々の人間発達の今日的問題を扱うため、時間軸としての発達を「誕生」から「死」まで網羅し、家庭、学校、職場、あるいは様々な文化を視野に入れ、人間行動から脳神経科学までを扱う、生涯発達追跡研究センターを構築することである。

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【プロジェクトT】

【プロジェクトU】

【プロジェクトV】

【プロジェクトW】


【期待される効果】
  1. 今日の「人間発達」に関連した危機的状況に対処するための、適切な診断と処方箋が作成できること。
  2. 本拠点における「誕生から死まで」をカバーした縦断的研究は、国際水準を凌駕し、世界的な研究拠点となり得ること。
  3. 能力や就職機会、生活機会における社会階層間の格差拡大などの社会的趨勢に対して、社会的弱者の観点から政策科学的知見を獲得すること。
  4. 世界的な研究拠点として情報発信するだけでなく、地域や附属校園と連携することで、身近な声・問題を収集できるような、地域密着型の新しい拠点となりうる。
  5. 多様な領域による研究指導の結果、教育システムが強化され、女性研究者の輩出が期待できること。