Japanese only
(1)単独で実験研究を行った場合
・被験者は共同研究者ではない
・実験室の提供者は共同研究者ではない(謝辞の対象)
・論文のチェックは共同研究者ではない(謝辞の対象)
(2)共同研究であっても,当該の研究者が名前の掲載を断った場合
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(1)共同で研究を行った場合
・研究のアイディア,実験計画の協議
学生自身のアイディア,実験計画に教官が助言を加えた場合は,
単独研究とみなす.
ただし,大幅な修正の場合には共同研究とする.
・実験のコンピュータ・プログラムの作成
契約で雇ったプログラマーは共同研究者ではない
(2)単独研究であっても,他の研究者の名前を掲載した方が有利な場合
・大物の研究者から助言を受けた場合(単なる助言),その研究者の名を掲載した方が,
雑誌へ受理される確率が高くなる場合がある.この場合,当該研究者へ了解を求める
必要がある.
ただし,以上の状況はきわめて少ない.
(3)共著の場合のファースト・オーサー(FA)の扱い
・論文を実際に執筆した研究者がFAとなる.
アイディアが誰のものであるか,実験を誰が実施したかに関わらない.
・論文執筆は,原則として学生が行う.
学生は,業績を蓄積する必要があり,実際,博士号を取得するには,
FAである論文が2+α本必要であるから.
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