2005 年3月(終了しました)

 

お茶の水女子大学21世紀COEプログラム
誕生から死までの人間発達科学シンポジウム
「死への準備―より良い死のために」

○日時: 2005年3月3日(木) 13:00〜16:00
○場所: お茶の水女子大学共通講義棟2号館101
○報告者: 益田雄一郎(名古屋大学大学院老年科医師)
      向井承子(ノンフィクション作家)
      飯塚哲子(慶應義塾大学看護医療学部助手)
○司会: 袖井孝子(お茶の水女子大学名誉教授・客員教授)
○趣旨 
 かつて死は身近な存在であり、近親者の死を通して人は老いて病み、死にゆくことを理解しました。しかし、近年、死は家庭から病院へと移行し、死にゆく過程が医療者の手に任されるようになるにつれて、死生観や死にたいする準備がきわめて曖昧なものになってきました。
  「誕生から死までの人間発達」をテーマとするお茶の水女子大学21世紀COEプログラムでは、人生の最終段階である死について、死の質( Qualityof Death)を高め、個人や家族にとって悔いのない最期を迎えるには何が必要かを追求してまいりました。
 今回のシンポジウムでは死の意味や死にゆく過程を理解し、より良い死への準備をするには何をなすべきかを考えたいと思います。          
○連絡先: お茶の水女子大学袖井研究室
      電話/FAX: 03−5978−5790
      e-mail: sodei@cc.ocha.ac.jp